「自分のにおいって、何が原因なんだろう」って悩んでいませんか。
私も20歳の頃、毎日鏡の前で泣きながら考えていました。
においには種類があって、それぞれ原因が違います。
この記事では、においの種類別に原因を解説していきます。
ワキガ特有のにおい

ワキガのにおいは、アポクリン汗腺から出る汗が原因です。
この汗には脂質やタンパク質が含まれていて、皮膚の菌が分解するとツンとした、独特なにおいになります。
鉛筆の芯、玉ねぎ、スパイスのような表現をされることが多いですね。
私の場合は緊張すると脇汗がドッと出て、そのツンとしたにおいが一気に広がる感じがしました。
ワキガは体質による部分が大きいので、自分を責める必要はありません。
制汗剤を朝晩塗る、こまめに脇を拭くといったケアで、周りに気づかれないレベルまで抑えられます。
汗臭さ

汗臭さは、エクリン汗腺から出る汗が原因です。
エクリン汗腺から出る汗は本来無臭ですが、時間が経つと雑菌が繁殖してにおいます。
お酢のようなツンとした、酸っぱいにおいが特徴です。
運動後や夏場は特に気になりますよね。
私は電車の中で、自分の汗のにおいが気になって何度も降りたことがあります。
こまめに汗を拭き取る、清潔な服を着ることで改善できます。
加齢臭

加齢臭は、30代後半から出始めるにおいです。
皮脂が酸化することで発生して、古い油や、枯れ草のようなにおいがします。
耳の後ろ、首の後ろ、背中から出やすいです。
私はまだ33歳ですが、頭皮のにおいが気になり始めました。
頭皮をマッサージするように2度洗いしたり、枕カバーを2日に1回洗ったりしています。
耳の後ろや首の後ろを丁寧に洗って、皮脂をしっかり落とすことが大切です。
ストレス臭

ストレス臭は、緊張や不安を感じた時に皮膚から出るにおいです。
2018年に資生堂が発見したもので、硫黄化合物系の成分が原因とされています。
硫黄やネギのようなにおいが特徴です。
私は面接や大事な会議の前に、汗とは違う独特のにおいが気になっていました。
これがストレス臭だったんだと知って、納得できました。
深呼吸をしたり、好きな音楽を聴いたりして、リラックスする時間をつくりましょう。
食べ物によるにおい

ニンニク、ニラ、アルコール、肉類を食べた後は、体臭が強くなります。
これらの食べ物に含まれる成分が、汗や呼気として出てくるからです。
私は大事な日の前日は、ニンニク料理を避けるようにしています。
野菜中心の食事、水分をしっかり摂ることで、体の中から対策できます。
完全に我慢する必要はありませんが、タイミングを選ぶといいですよ。
自分のにおいを知ることから

においの種類を知ると、対策も変わってきます。
ワキガなら脇のケア、汗臭さならこまめに拭く、加齢臭なら皮脂対策。
私も最初は全部ごちゃごちゃで、何をしていいか分かりませんでした。
一つずつ試して、自分に合う方法を見つけていきました。
焦らなくて大丈夫です。
今日から、自分のにおいの種類を意識してみてください。
それが改善への第一歩になります。




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