アポクリン汗腺とエクリン汗腺の基礎知識

「汗腺って何?」って思いますよね。

私も最初は全然分かりませんでした。

アポクリン汗腺と、エクリン汗腺の違いを知ったことで、「自分の体が悪いんじゃない」って思えました。

この記事では、におい対策の基本となる汗腺の知識をお伝えします。

体には2種類の汗腺がある

私たちの体には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺という2つの汗腺があります。

エクリン汗腺は全身にあって、暑い時にかく普通の汗を出します。

エクリン汗線から出る汗は、ほとんど水分でサラサラして無臭です。

アポクリン汗腺は脇の下、耳、デリケートゾーンの限られた場所にだけあります。

アポクリン汗腺から出る汗には、タンパク質や脂質が含まれていて、白っぽくて粘り気があります。

私は20歳の時に初めてこの違いを知って、「だから脇だけ気になるんだ」って腑に落ちました。

アポクリン汗腺から出る汗は、分泌直後なら無臭です。

ですが皮膚にいる菌がこの汗を分解すると、独特なにおいが発生します。

アポクリン汗腺が多い人、活発な人ほど、においが強くなりやすいんですね。

アポクリン汗腺が多く活発なのは、体質ですから自分を責める必要はありません。

私も最初は、「なんで自分だけ」って思ってました。

体の仕組みを理解したら、冷静に対策できるようになります。

エクリン汗腺の汗も、量が多いとにおいの原因になることがあります。

汗をかいたまま放置すると、菌が繁殖してしまうからです。

どちらの汗も、こまめに拭き取ることが大切です。

2つの汗腺の違いを知ると、対策の方向性が見えます。

エクリン汗腺の汗が多いなら、吸水性の高いインナーを着たり、こまめに着替えたりする対策が有効です。

アポクリン汗腺が原因なら、脇を重点的にケアすればいい。

私は朝、制汗剤を脇に塗って、日中はこまめにシートで拭く習慣をつけました。

これだけでも、においへの不安がずっと軽くなりました。

体の仕組みを知ることは、自分を責めることをやめる第一歩になります。

「体質だから仕方ない」じゃなくて、「体質を理解して、適切にケアしよう」って思えるようになります。

汗腺の知識は、におい改善の土台になります。

焦らなくて大丈夫。

一つずつ理解して、自分に合った対策を見つけていきましょう。

私も10年かけて、ゆっくり改善してきました。

あなたも必ず、今より楽に生活できる日が来ます。

まずは今日、汗をこまめに拭くことから始めてみませんか。